2-2 不動産を売却する時にかかる費用

土地建物を売却する前には、費用(経費)を計算しておかなければなりません。
単純に『売買代金』 = 『手取り額』とはなりませんので、試算をしっかりしておかないと、後になって大変困ることになります。

費用

税金関係の費用

 ・印紙税(売買契約書に貼る必要があります。売買代金によって金額が変わります。余程高額な物件でない限り数万円程度です)

 ・所得税・住民税(売却利益がある場合に掛かります)

 ・消費税(宅建業者への仲介手数料にかかります)

売買の基礎知識2-12『不動産を売却する時に掛かる税金とは

仲介手数料

宅建業者が仲介として取引に入る場合に発生します。
消費税を抜いた売買代金が400万円を超える場合は、(売買代金×3% + 6万円)+消費税です。
売買代金を1,000万円とする場合、36万円+消費税となります。
仲介業者が入らない場合は不要です。

売買の基礎知識2-11『仲介手数料(媒介報酬)の計算方法

ローン関係の費用

 ・抵当権の抹消費用(売却物件に抵当権がついている場合、それを抹消する必要があります。司法書士への報酬)

その他の費用

 ・引っ越し代金

 ・土地の測量費用(測量は必須ではありません。必要に応じて掛かります。)

 ・建物解体費(必要に応じて)

売買の基礎知識2-8『不動産を売却する時に測量は必須か?

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